山眠る

山眠る人なき駅に人を待つ

短日のとにかく歩きはじめやう

人来るや隙間ちぢめる浮寝鳥

彼の人の落書き見ゐる冬の夜

山眠るの季語は中国の古書『臥遊録』からの出典のようです。
臥遊とは自然の中に遊ぶことで、昔、宗丙宗丙という画家が居所の壁にかつて歩いた山水を描いて楽しんだいう古事から来ています。
春山鍛冶(たんや)にして笑うが如く
夏山蒼翠(そうすい)として滴たるが如く
秋山明浄(めいじょう)にして粧うが如く
冬山惨憺(さんたん)として眠るが如し 
とは、大体のことはしっていましたが詳しくは初めて知りました。

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by haikutarou | 2017-12-17 15:15 | 「西瓜の種」(自作句集)