日々の俳句

大室山(おおむろ)の襞は目立たず薬喰ひ
一升瓶抱き現はるる年賀かな
鴨群るる中の一対よく動き
咳込めば野面揺らすは何ものぞ

早くも日当たりの良い山麓では金縷梅(まんさく)が咲き始めます。金縷梅の語源は山麓で先駆けて咲くから「まずさく」がなまって「まんさく」となったそうです。花弁の数の多いことから農作業に縁起の良い花としても知られています。
さて、俳句が出来ない、俳句を作ろうという気が起こらないという話しをよく耳にします。私の場合も宿題の句作にどこから取り懸かるか途方にくれてしまうことはよくあります。そんな時活用するのが、句帳やメモ帳に残した言葉の切れ端や未完成のもの、これでは句会に出せないというような駄句をパソコンに取り込んでそれを何とか俳句にしてやろうと添削というか推敲を始めます。使える俳句になる可能性は低いかも知れませんが頭の中を俳句思考にはしてくれます。メモ帳の言葉に閃いて思わぬ大物をものにすることも少なくありません。これはと思った言葉は金の卵と思い大切にしたいですね。

(金縷梅(まんさく))
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by haikutarou | 2018-01-31 16:07 | 「西瓜の種」(自作句集)