写真と俳句

水仙や水の溢ふるる和紙の里
蘆牙や命の兆す沼明かり
梅林や光の中を歩きけり
春寒の巫女の白足袋長廊下
薄氷や水神さまのトタン屋根

「写真と俳句」
私はカメラを首から下げ、手に句帳を持って歩くことが多くあります。大抵は写真を撮ることに熱中してしまい俳句は後回しになります。どうも俳句と写真は似ているようで思考脳の働く位置が違っているようで上手くいきません。そのことを認めながらも欲深い私は両方追い掛けています。
私の句作の大きな武器は十年来撮りためている膨大なネガファイルです。一枚の気に入り写真から、たとえへ十年前だろうとその時のなまざまな景と五感がよみがえるのです。例えばその時の風の匂いまでとは決してオーバーな表現ではないのです。それをいかに十七音に表現するかそれが課題です。

(早春のエリカ)
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by haikutarou | 2018-02-10 17:20 | 「西瓜の種」(自作句集) | Comments(0)