鳥帰る

春風に人来て無沙汰わびにけり
早春や肩並べゆくジョガーたち
和菓子屋の棚の彩り春の暮
水門は鴨のたまり場鳥帰る

 私の冬場のフレンドは水鳥たちです。この先は「鳥帰る」という季語の如くに北国に帰えるために少しずつ数が減っていき私にとって寂しい季節となります。
 私の暮らす地域では最も数の多い水鳥は鴨ですが、その鴨がこの時期になると一カ所に集まり始めます。その様子はワイワイガヤガヤと旅立ち前のミーテングをしているようで一度だけ150羽位の集団を確認しました。それは今にも旅立ちの予感をしましたが2日後に再び訪れるともはやもぬけの空でした。その後も、一度旅立ちの瞬間に立ち合いたと思いながらもその機会に巡り合えません。

(酒匂川小田原貯水口付近)
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by haikutarou | 2018-02-21 12:47 | 「西瓜の種」(自作句集)