花みずき

ごみ出しの後の背伸びや花みずき
残る歯をせつせと磨く老いの春
独り居の気立てよろしき木の芽風

 俳句雑誌を読むと大正末から昭和一桁から年代生まれの長老が威風堂々と若々しい俳句を詠まれていることに驚きます。時々に弱気の虫が出る私などは「老いるのはまだまだ早い」と活を入れられそうです。そんな長老に負けずと若い俳人の活躍も近年ことに目立って来ました。何の世界でも若手の活躍するところには希望があり嬉しいことです。
 長老の元気溌剌な姿を紹介し、才能のある若者を発掘しようという俳句雑誌の姿勢に敬意を表しながら毎月の発売日を心待ちにしています。 
 俳句歴40年の大ベテランと一年未満のひよっ子、会社の社長と派遣社員も平等に俳号で呼び合い、秀句には感嘆し合い、佳句にするために研鑽し合う句会に出ていると老いてはいられない気持ちにさせてくれる、よき余生の相棒となっています。
 
(花みずき)
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by haikutarou | 2018-04-20 19:53 | 「西瓜の種」(自作句集)