十薬

夜濯する終の住処や風涼し
短夜や明けの気配の生臭き
十薬や老いては無念無想とす

「十薬」とは植物の蕺菜(どくだみ)のことで、4枚花弁が十字架のように開く事からこの呼び名が季語として定着しています。ご存知の通り、蕺菜は薬草としての効用が知られており、私の祖父も煎じ薬として愛用していました。

(蕺菜(十薬)の花
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by haikutarou | 2018-05-15 21:29 | 「西瓜の種」(自作句集) | Comments(0)