2018年 08月 12日
自句自解
俳人池田澄子さんは口語俳句の第一人者で何とも愉快な俳句を詠んでおられます。
句集『ゆく船』『たましいの話』を読ませて頂きましたが本当に楽しくて、さぞ活性化されているであろう思考回路の中を覗いてみたいと思ったものです。
ちょうど、そのタイミング(
2010年)でフランス堂出版社より『シリーズ自句自解ベスト100』が出版予告され、その第一回配本が「池田澄子」で興味津々、私は飛びつきました。その自解文章が俳句以上に面白くてうなりました。
俳句の自解は両刃の剣で、自作をより深く理解してもらえる反面、余韻を無くしてつまらなくする危険もあるのですが、その危惧を払拭され見事な自句自解だと思いました。
by haikutarou
| 2018-08-12 14:42
| たかが俳句されど俳句
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