岩木山登山の思い出

先日、何気に観ていたテレビ番組の『グレートトラバース:田中陽希の百名山一筆書き人力踏破』岩木山編を観ていて、遭難の危機一髪だった私の岩木山登山を思い出していました。

1999年の晩秋、青森県の岩木山登頂の登山口には林檎畑に赤い実が青空に映えて山頂での大展望を約束してくれているようでした。ところが、登頂途中から天気が急変して山頂近くでは雪も降り始め山頂は白銀の世界で視界はゼロでした。

山頂からの展望を楽しみに登ってきた相棒のかみさんは疲れと失望で山頂の避難小屋の隅にうずくまるように意気消沈していえます。

ここで明日の天気回復を期待して初期の目的を果たすか、即刻下山するか私に判断の時がきました。

雪山の装備はなく、食料も節約してせいぜい2日でした。何より私の頭の中にあったのは「北の山は不慣れで怖い」という思いがあり、即下山を決めました。下山と決めたら、こんな処でぐずぐずしては居られません。くずるかみさんの尻を叩きながら無事下山して何とか事なきを得ました。

その雪がその年の岩木山の初冠雪でした。


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by haikutarou | 2018-10-27 16:10 | 日日闊達に(日記)