人気ブログランキング |

槍ヶ岳と金メダル

私の登山で忘れられない一座は名峰槍ヶ岳でのことでした。

横尾山荘で一泊した私たちは一気に槍ヶ岳山頂直下の山荘を目指して歩き始めましたが途中から雨が降り出し、午後からは本格的な雨となり、寒さでペースも落ちて秋の短日は暮れ始めてきました。万事休すで遭難も覚悟しながら最後の力を振り絞っているときに山小屋の灯が見えたのです。


雨は翌日もさらに強くなり降り続けていました。

そんな時、山小屋のテレビがシドニー五輪の女子マラソンの実況を流し始めました。山頂には登れない、このまま下山する訳にはいかない連中が20人くらいいて、高橋尚子選手の金メダルがその憂さを振り払ってくれました。


高橋尚子選手がゴール手前の5キロ地点くらいでしたか、手袋を投げ捨て「さあ、いくよ!」と見せた表情は今でもはっきり覚えています。

テレビを観ていた皆からも「尚子」コールもでて熱く盛り上がりました。


結局次の日も雨は降り止まず、滑るからと登頂禁止されて殆どの人達が山頂を諦めて下山していきましたが、私と相棒さんはもう一日待ちました、そのかいあって3日目は朝から快晴の「槍の穂先」と呼ばれている山頂は足が竦んでしまうほどの高さと透明感でした。


高橋尚子選手の金メダルは2000924日でしたから、19年前の56歳の時でした。


写真は『そらいろのパレット』さんの「横尾山荘から蝶ヶ岳」(201995日)からお借りしました。

a0376672_20433339.jpg


Commented by pata-001 at 2019-09-16 07:44
登山されてたのですね~(^^♪
私は最近もっと若ければ登山したかったなぁって思う事しきり('◇')ゞ

BSプレミアムで「日本百名山」「グレートトラバース」等を見て、山の美しさや山にトライする様子に魅了されました。
元々歩くのが好きなので、山とは言えないまでもハイキング程度の小山には登っておりました。
でも尾根伝いに歩く絶景はハイキングとは比べ物にならず・・・(*_*;
テレビの百名山を見ながら登ったつもり・・・で楽しんでいます。

槍ヶ岳…険しいですよね~(-_-;)
それに登られたんですね~・・・凄いです。憧れの眼差し・・・ですっ!
Commented by pallet-sorairo at 2019-09-16 08:11
おはようございます。
これは忘れられない山行ですね。
三日間もねばった甲斐があって最高の展望だったことでしょう!
私は槍には何度も振られてしまって、
3・4回目にやっと登らせてもらいました。
今見たら2012年のことだったようです(^^ゞ
写真の掲載ありがとうございました。
Commented by funfunniconico at 2019-09-16 08:55
おはようございます。
高橋尚子さんのあの金メダル、私も覚えていますが・・
もう19年ですか~。
早いものです。
「キュウちゃん」ブームになりましたよね。
山小屋でご覧になったとのこと、
その後の快晴の山頂からの景色、
一生忘れられない素晴らしい思い出ですね。

昨日はコメントありがとうございました。
            byきゃふぁにこ♪
Commented by haikutarou at 2019-09-16 18:58
> pata-001さん
早々のコメント有り難うございました。
日本の山は天気が次第ですがハイキング感覚で歩けますよ。
私もNHKテレビと雑誌「山と渓谷」のビデオでの登山入門は45歳でした。
椎間板ヘルニアで2ヶ月の入院からリハビリの延長が登山でした。
「好き」を少し頑張ればもっと楽しめる事が多い気がします
Commented by haikutarou at 2019-09-16 19:06
> pallet-sorairoさん
今回は有難うございました。
昨日、テレビでマラソン中継を見ていて、思い出したのが、槍ヶ岳でした。
そうでしたか、3日待ちでも一回であの醍醐味を味わえたのはラッキーだったのでしょうね
sorairoさんの登山レポ楽しいです。
これからも楽しみにしています。
Commented by haikutarou at 2019-09-16 19:14
> funfunniconicoさん
こちらこそコメント有り難うございました。
ホントに、ことに私の年齢なると早いです。
今回も計算間違いしたかと思うほど、19年という数字に驚いています(^_^;)

「ルルルル」鳴き声きかれたのこと良かったです。
中々出会えない秋の虫ですからラッキーですよ。
Commented by PochiPochi-2-s at 2019-09-16 19:24
こんばんは。
やはり誰でも忘れられない山行というのがあるのですね。
3日間ねばって登れた槍、そこからの展望。
感動したことでしょう。
palletさんの写真も素晴らしいです。心がこもっています。

私も台風による大雨のために南アルプスの光岳の小屋に
まる2晩閉じ込められ過ごした時の恐怖は忘れられません。
小屋ごと流されてしまうのではないかと一睡もできませんでした。
晴れた途端そそくさと寸又峡温泉まで下山しましたよ。
Commented by haikutarou at 2019-09-16 22:06
> PochiPochi-2-sさん
こんばんは。
そうなんです、昨日の夕飯のメニューはと問われても「はてな?」なのに、
何十年前の登山が昨日の事のように鮮明に蘇るます。
人の脳の不思議さですね。
私にはもう一つ忘れられない登山があります。
穂高連山の中継地点、それは涸沢カールでした。
それは、又の機会に。

コメント有り難うございました。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by haikutarou | 2019-09-16 07:00 | 老いと暮らせば | Comments(8)