2018年 10月 23日 ( 1 )

俳句における自己表現

句会の中で「これは○×さんの句でしょう」と名乗りの前に判ってしまう個性的な(?)作品に得意満面になっている内はまだまだ初心者の枠を抜け出していないのです。いや私がそうでしたからよく判ります。二次会までも得意になって自句自解していました。座がシラケかけているのに長々と、いやいや今思い出しても赤面してしまいます。

では俳句で自己表現は出来ないでしょうか?

例えば、写生俳句、客観俳句でもそれが10句、100句とまとまったときに香りや色、形みたいな作者の個性が微かににじみ出るようなものが俳句の自己表現だと今は思っています。

句会は一発勝負の作品発表の場です。自作に人気が集中すれば「やった!」と表情は緩みます。逆に無選で終われば落ち込みます。私などは横浜からどうやって自宅の厚木まで帰りつけたか判らないほど落ち込んだものです。

最近判ったことは、句会での評価に一喜一憂しすぎないことです。大切なのは句会の後で選評を参考にしながら納得いくまで推敲を重ねることだと私は思っています。

そして、「これが自分の言葉で詠めていて好きだ」という作品を大切に残していけば、その山から自分らしさがにじみ出てくるのではないでしょうか。


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by haikutarou | 2018-10-23 10:05 | たかが俳句されど俳句 | Comments(0)