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2019年 06月 26日 ( 1 )

老鶯の国境にて競ひをる

鴬は夏の季語では「老鴬」となります。

鴬の雄はめでたく相手(雌)が決まり番(つがい)となると「ホーホケキョケキョケキョ」とは鳴かなくなり「ちぃちぃ」とささ鳴きとなり山深くに入って子育てをするといわれています。

ということは、この時期にまだ「ホーホケキョ」と鳴いているオス鴬は相手が決まっておらず必死に恋の相手を求めて鳴き叫んでいるようにも聞こえます。

時にやけくそになって「ケキョケキョケキョキーキー」にも聞こえます。
そりゃー老鴬と呼ばれているのに相手が居ないのはみっともないでしょうと同情しながら「頑張れ頑張れ」と応援してやります。

私のよく行く足柄峠は神奈川県と静岡県の県境であり、昔の地名でいうと「相模」と「駿河」が道路を挟んで国境(くにさかい)です。
その道を挟んで「この際、よそ者だってかまやぁしない」と縄張り争いを繰り広げているのかと思えば笑ってしまいまいます(いや、必死な姿を笑ってはいけません)

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by haikutarou | 2019-06-26 07:10 | 折々の一句 | Comments(14)