立冬に思う

 今日は立冬で暦の上では冬ですが・・・・と決まり文句の様な挨拶しながら、住まいの五階からゴミ捨てに地上に降りていく、最近名前も知らない住民が随分と増えた気がする。

 私はこの建物が建設されて最初の住民となったひとりだが同じ人は半数も残っていないかも知れない、当時の最先端設備で、五階からの展望は横浜方面までの夜警が一望出来て最初の内はホテル住まいのようなわくわく気分があの頃の日記を読むと伝わって来る。40年経過して廃墟とならずに永住形ハイツの機能を維持管理出来ているのは住民の皆さんのお陰と感謝してもしきれない思いです。

 手入れの整った通路周辺は石蕗や山茶花が早くも蕾を開きつつあり、桜落葉がひらひらと舞っています。その桜落葉を2,3枚拾って五階までの階段を昇ります。この先、この階段が悩みの種ではあるが・・・・


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by haikutarou | 2018-11-08 09:27

蕪栗沼の雁


宮城県大崎市の蕪栗沼に雁の群を見に行ったのは東北大震災のあった2011年の晩秋でした。

蕪栗沼とその周辺の水田はラムサール条約(湿地保護条約)で保護されている地帯です。春の大震災で、その年も例年通りに雁が渡って来るのか関係者が気を揉んでいたが前年よりも多くの25千羽の雁が来たとのニュースに私もじっとして居られなくて蕪栗沼に向かいました。

沼からえさ場に飛び立つ2万羽の雁の地吹雪のような鳴き声と羽音に足が震えるような感動を覚えました。夕方にえさ場から群ごとに沼に帰って姿もじっくりと観察できました。

雁も「東北頑張れ」と応援してくれているんだねと話し合った、あの大感動は昨日のことのように鮮明に覚えて居ますが、もう7年まえになります。そうそう、丁度俳句結社「寒雷」一行の皆さんと同宿でした。句会にも誘われたのですが、俳句は始めたばかりの頃でちょっとレベルの違いを感じて辞退して、私は鳴子温泉に向かいました。

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by haikutarou | 2018-10-31 09:50

台風一過

 台風24号がまた日本列島を縦断するように抜けつつある。関東地方の今朝は台風一過の抜けるような青空の秋晴となっている。

以前にも書いた気がするが、昭和の頃の台風は命の危険を感じるという怖さはなく、私に言わせれば、自然の汚れを適度に洗い流してくれて、体を丸くしてじっとしていれば通過していく可愛いものだった。だから、台風一過の好天を期待して、台風予報の中を山に登ったものだった。

それが現在の台風はどうだ。何らかの対策をし、避難をしないと命が守れない凶器となっている。これは明らかに地球を被い守っている自然環境が対応出来なくなっているのだ。

多くの科学者達がこの事を発信して久しいが、世界の指導者達は一向に耳を貸す気配はなく、自国の利益ばかりを追い求めている。

政治家とは一体何なのだろう?地球が崩壊すれば自分たちの住む場所が無くなるというのに、そんな事も判らないのだろうか?訳が判らなくなる。

地球を守らない行動をする政治家、指導者を狙い撃ちするミサイルが欲しくなる昨今である。


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by haikutarou | 2018-10-01 11:42

大坂なおみ選手がやりました。グランドスラムの全米優勝は凄すぎです。本人がその偉大さ、凄さに気が付いてなくて瞬間のぽかんとした幼顔がまた印象的でした。

試合途中に判定で審判員とセレナ選手のトラブルがアウェーの観客席のブーイングとなり、そのブーイングがなおみ選手に向けられる形になったのは20歳の少女には気の毒でしたが、その逆行にも打ち勝つての優勝は本当にお見事の一言です。でも、本来なら彼女が夢にまでみた初優勝のはじけるような喜びの表情があったはずなのに、20歳の少女の喜びを奪った大人達の行為がとても残念でなりません。

 女子テニスのグランドスラムで日本女性が優勝することは私の生きている内にはまず無いと思って居ましたから長生きもしてみるものです。今回の準決勝、決勝戦の彼女のテニスを見ていて、現在の女子テニス界で彼女に勝てる選手は居ないと確信しました。これからは女王としての彼女のさらなる成長が楽しみです。


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by haikutarou | 2018-09-09 12:45

暴風雨

昨夜はちょっと恐怖を感じた暴風雨でした。ここに引っ越して来た当初、ガラス戸がミシミシ音がして、今にもガラスが割れそうな気がして、幼い子供たちと一部屋に集まって、なんで雨戸がないんだろうと震えていた事思い出していました。設計上は大丈夫だからと納得していても恐怖という気持ちは別物なのです。

私の住まいは幸いに水害の被害まずないのですが、集中豪雨で沿岸に避難指示が出ても避難に応じない人がいるようですが何となく気持ちが判る気がします。今は私も居座って避難に応じない気がします。でも恐怖という気持ちは別物なのですからわかりませんが。


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by haikutarou | 2018-09-05 11:09

山の思い出(1)

 私の40歳代から50歳代は山、山であった。愛車いすゞビックホーンで日本列島を北海道から九州にかけて名山を巡った。かみさんと二人登山だったから計画から実行までの気遣いが多く大変で、とにかく山頂を踏破して無事に下山口に降り立つまでは頭の中がいっぱいで他のことは考えられなく好きな写真も忘れるほどだった。

 当時はまだフイルム写真でぼちぼちとデジタルカメラが出始めた頃でまだ解像度が低く使い物ならなかったから、山の写真はデータとしては殆ど残って無いが俳句を通して当時の風景を再現できるのは嬉しいことである。

 山形県の鳥海山は1日の予備日を含めて4日間の計画で出掛けたが運悪く台風と重なり未踏で終ったが、それはそれで未練がましく未だに山麓風景が心に残っている。


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by haikutarou | 2018-08-25 09:41

正木ゆう子句集『羽羽』は俳句がより深くなって私には読み解けない句もおおくありましたが12年前の句集を思い出させる私の好きな句も多くありました。

そして、この十年間に未曾有の災害が起きたことが俳人正木ゆう子に大きな影響を与えています。

〈忘れてはならぬことを忘れず年歩む  ゆう子〉

〈絶滅のこと伝はらず人類忌  ゆう子〉


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by haikutarou | 2018-07-22 09:17