カテゴリ:生き物物語( 2 )

柊(ひいらぎ)の花

 柊は種類が多く、クリスマスに人気の赤い実の柊はアメリカヒイラギ(セイヨウヒイラギ)です。
我が国固有種の柊は丁度、今頃、真白い花を葉裏に隠れるように咲かせます。あまり強くはないが、上品な香気を風に乗せて「私はここよ」教えてくれます。若い木は葉っぱの棘が鋭く、老木には棘は殆どなくなります。古くから「柊鰯(ひいらぎいわし)」として魔除けの風習が土佐日記(935年頃)にも登場しているようです。

(今日の俳句は再掲です)


「柊」と書いて「ひいらぎ」、「椿」書いて「つばき」、「榎」と書いて「えのき」で夏の季語、ここまでは知っていましたが、「楸」と書いて「ひさぎ」でトウザイクサ科の落葉高木だそうで私も見たことはありませんが、歳時記には初秋に紅葉するので秋の季語とされています。

歳時記によっては「キササゲ」としているものあるようですが、別名ではなくノウゼンカズラ科の別種のようです。

*「柊鰯」~柊の棘と鰯の頭の臭いで悪魔を追い払い新しい年を迎えるという節分の魔除けの風習です。


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by haikutarou | 2018-12-18 09:17 | 生き物物語 | Comments(0)

 草紅葉で私の好きな植物が写真のヒメツルソバ(季語ではない)で、この群生には心癒やされます。

晩秋から冬に入る頃には真っ赤に紅葉します。地面を這うように繁殖していきますから、写真を撮るには地面に寝転んで目線を低くしないと上手く撮れないから大変です。最近は寝転ぶと起き上がるときの不格好な様子はとても他人には見せられませんから見て楽しむだけにしています。

 ヒマラヤ原産の園芸種として明治中期に我が国に渡来したようですがもう完全に野生化しており、ヒマラヤ原産ですから寒さにも強く日向の石垣等では真冬でも花を咲かせながら越冬します。

 現在、野の花で形が整い色も綺麗だなと思われるものは観賞用として我が国持ち込まれたものが野生化したものが多いようです。初夏の「ミナガヒナゲシ」「アカバナユウゲショウ」もそうです。『四季の山野草』で確認してみて下さい、きっと見たことのある野草だと気づかれることでしょう。

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by haikutarou | 2018-11-06 11:25 | 生き物物語 | Comments(0)