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石楠花

石楠花がきれいに咲き始めました。

石楠花は初夏の代表的な花の一つで種類も多く昨今公園や庭木として多くの品種を見かけます。

5月初旬から段々と高度をあげて7月の夏山で可憐な花を咲かせるのは白山石楠花で登山者を癒しています。

私が今も記憶に残っている山は天城山(伊豆)の石楠花のトンネルと甲武信岳(奥秩父)の山小屋を埋めてしまいそうな石楠花の大群落です。

40歳代から50歳代の登山の写真ネガの全てを紛失したのは残念ですが記憶の中に鮮やかに咲き誇っています。

あれから20年・・・・現在も元気に咲いているだろうか?

山登者でそこら辺の情報をお持ちの方は教えてくだされば嬉しいです。

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by haikutarou | 2019-04-17 09:48 | 生き物物語 | Comments(4)

菫、蒲公英、蓮華草

一週間ぶりに歩く自宅近くの川土手は風景が一変して、すっかり春景色となり菜の葉が咲き始めていた。あと10日もすると川土手が黄色の線となり山麓の付け根まで伸びて見事な山麓風景となる。

私がこの町に住み始めた頃はあぶくが浮き悪臭が漂うドブ川で水辺遊びの好きな子供たちも近寄らない薄気味悪い川だった。

あれから40年近く、役所を中心にした住民の努力で蘇った水の流れと川土手だが残念な事もある。日本の春を象徴していた「すみれ、たんぽぽ、れんげそう」が姿を消してしまい、代わりにわが世の春を横臥しているのが野性化した外来種たちだ「西洋タンポポ、ホトケノザ、オオイヌフグリ、ムスカリ、ハナニラ等等」・・・・

関東たんぽぽの縄張りをどんどん侵していく地べたに張り付くように繁殖していく西洋タンポポが憎たらしくて、ある年、片端から根っ子を掘り起こした事もありましたが無駄な抵抗だった。関東たんぽぽの弱々しい根に比べて、横に小枝をどんどん伸ばしている西洋タンポポを見てこれでは駄目だと諦めた。

わが家のアルバムにある蓮華畑で遊ぶ子供たちの写真が今となっては貴重な証拠写真である。

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by haikutarou | 2019-03-14 09:16 | 生き物物語 | Comments(4)

旅立ちの時

ある年の春分前のいつもの散歩道でのことでした。

大川の堰の手前の広い水溜りにいつもに増して50羽位の多くの鴨が集まっていました。

その光景を見てピンときました。

旅立ち前のミーテイングでリーダーを選び、注意事項を確認し合っているように見えました。

鴨にそのような集団行動をする習性があるかは判りませんが、その数日後には鴨の姿がきれいに消えていましたから、やはりそうだったのかと確信しながらも、それ以降そんな光景に出会えていませんので未だに半信半疑です。

他方で何らかの理由で帰らないでしょんぼりとして寂しそうに見えるのは人間の勝手な見方で、鴨たちはどうなのでしょうか・・・

今日の一句では季語の「残る鴨」感じ取っていただければ幸いです。

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by haikutarou | 2019-02-22 09:18 | 生き物物語 | Comments(0)

エリカの花の散るとき

故郷の山口を出て関東地方に来て驚いたのは太平洋の冬の海の明るさでした。それほどに故郷の日本海は暗かったのです。だから千葉の犬吠埼や神奈川の三浦半島などよく訪れては写真を撮っていました。

そからずいぶんと年月が経って、マイカーで南伊豆の爪木崎、石廊崎をドライブしたときに、あるドライブインの裏の段々畑が早春の花摘み場になっていて、そこで見たことがないが花咲いていて「ジャノメエリカ」と名札が付いていました。

昔(1960年代?)にラジオやテレビで盛んに流れていた「エリカの花の散るとき」のエリカとはこの花だったんだと、その時にピンと来たんです。

当時、西田佐知子さんはわりと好きな歌手でエリカとはどんな花だろうと思いながら聴いていました。

青い海を見つめて/伊豆の山かげに

エリカの花は咲くという/別れた人のふるさとを

たずねてひとり旅をゆく

エリカ エリカの花の咲く村に

行けばもいちど逢えるかと

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by haikutarou | 2019-02-18 09:16 | 生き物物語 | Comments(2)

金縷梅(まんさく)

立春を過ぎても山麓は枯葉色の冬木立のままの中でいち早く魔女の爪のような黄色の花を咲かせるのが金縷梅(満作(まんさく)とも表記)で「まずさく」が訛って「まんさく」になったという説もあります。

秋の豊年を祈って満作の名に親しんだことが想像できます。

金縷梅の南限は静岡県だそうで、静岡以西では目にすることない我が国の固有種で金縷梅は漢名による当て字「キンロバイ」とも読みます。キンロバイは5音となって俳句の下五に収まりが良いので使われています。

私は山口県育ちですから関東に移り住んで初めての出会いでした。
「何だこりゃー」という感じでしたが、俳句を始めてからは春一番に咲く花木として句材にしています。


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by haikutarou | 2019-02-02 08:49 | 生き物物語 | Comments(0)

竜の玉

竜の玉はユリ科の常緑多年草の蛇の髭の実で5,6月に咲いた花から初冬に5mm位の瑠璃色実を付けます。

竜の髭は畑の畦などに冬でも青々とした髭のような葉を群生させごく普通に見かけます。
ところが実をつけた竜の髭となると、俳句を始めた十年来探し続けても見つからなかった不思議な草の実です。

昨年の伊豆滞在中に「え、こんな所に」いうような所で見つけました

ホントに美しい瑠璃色でイヤリングにしたいくらいに美しさでした。

そして今年の正月も同じところで再会しました。

どんな条件で花が咲き、瑠璃色の実となるのか?

探し続けて見つからなかった不思議な草の実

何だか求め続けた恋人に出会えたような感動でした。

来年も再会できますように!!

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by haikutarou | 2019-01-25 09:31 | 生き物物語 | Comments(0)

山茶花の思い出


もう6、7年前になるだろうか


ブログで知り合った写真俳句の作家より


個展開催の知らせが届き埼玉県のある町に出かけました


個展の主は作品に負けず劣らず印象的で素敵な人でした


その帰り道に咲いていた山茶花


その紅の鮮やかさが私の胸に焼き付きました


今でも綺麗に咲いた山茶花に出会うたびに


その山茶花が重なります


〈山茶花の道の白さや上州路  金太郎〉

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by haikutarou | 2019-01-18 09:23 | 生き物物語 | Comments(0)

椿の大木

山口県長門市の実家には背戸の風除け用に山桃と椿の大木がありました。

その椿の落花が道に落ち、人に踏まれて道が真っ赤になって子供心に気味悪かったのを覚えています。

その椿と山桃の枝が絡み合い具合良いところに丸太を通し、板を張って
家族の登って来ない自分だけの基地をつくって居ました。

都会生れのもやし子が中学生になる頃にはここまでたくましくなっていたのです。

夏休みには仲間と漫画の回し読みや見様見真似の将棋をして遊びました。

兄や姉の居る仲間は煙草やエロ本を持ち込んだりして、かなり危険な大人の臭いも覚えたものです。

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by haikutarou | 2019-01-16 09:19 | 生き物物語 | Comments(0)

芭蕉の大木が消えた

 東京農大厚木キャンバスの脇に大きな芭蕉の木があり、折に触れて私の俳句の友となっていました。

なにしろ「芭蕉」といえば俳聖、松尾芭蕉の代名詞のようなものですから。

 〈佇んでやはり見上げし芭蕉かな  金太郎〉



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枯芭蕉で一句詠みたいと
一年ぶりに訪れて影も形もなく姿が消えていることに驚愕しました。
何が起きたのか、しばし呆然でした。

元々は農大の農場のあった場所で現在の管理はどうなっているかは判りませんが

あれほどの芭蕉はざらにはないので残念です。


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by haikutarou | 2018-12-22 08:36 | 生き物物語 | Comments(0)

柊(ひいらぎ)の花

 柊は種類が多く

クリスマスに人気の赤い実の柊はアメリカヒイラギ(セヨウヒイラギ)です。
我が国固有種の柊は

丁度、今頃、真白い花を葉裏に隠れるように咲かせます

あまり強くはないが、上品な香気を風に乗せて

「私はここよ」教えてくれます

若い木は葉っぱの棘が鋭く、老木には棘は殆どなくなります

古くから「柊鰯(ひいらぎいわし)」として魔除けの風習が土佐日記(935年頃)にも登場しているようです。

(今日の俳句は再掲です)


「柊」と書いて「ひいらぎ」、「椿」書いて「つばき」

「榎」と書いて「えのき」で夏の季語、ここまでは知っていましたが

「楸」と書いて「ひさぎ」でトウザイクサ科の落葉高木だそうです

私も見たことはありませんが、歳時記には初秋に紅葉するので秋の季語とされています。

歳時記によっては「キササゲ」としているものあるようですが、別名ではなくノウゼンカズラ科の別種のようです。

*「柊鰯」~柊の棘と鰯の頭の臭いで悪魔を追い払い新しい年を迎えるという節分の魔除けの風習です。


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by haikutarou | 2018-12-18 09:17 | 生き物物語 | Comments(0)