○子が埋めし宝の近く蟬の穴(雑詠)特選

  選者 西池冬扇(敬称略)

選評:子供は地に宝物を埋めるのが好きである。私も美しいタイルやビー玉の類を庭に穴を掘って埋めた少年期の記憶がある。どこにいったのだろう。

この句は表現としては一句一章であり、散文的だ。散文も表現を純化していくと詩的趣をもつことがある。純化が詩的飛躍を促せば成功する。


○子が埋めし宝の近く蟬の穴(雑詠)佳作

  選者:古賀雪江 田島和生 夏石番矢 山尾玉藻(敬称略)



雑誌『俳句界』に本格的に投句を始めたのが2015年5月号から足かけ4年、特選を目標に毎月欠かさずに投句し続けて、今月号で初めて特選を頂き嬉しいです。西池先生有り難うございました。

何が良くて何が悪いのか、自分に足らないものは何なのかと格闘しながらも継続したご褒美だと思います。何かが吹っ切れた気がしますが今後も余生の励みとして投句続けます。



a0376672_08414419.jpg


by haikutarou | 2018-08-27 09:48 | 雑誌『俳句界』入選作

○〈雑詠秀逸〉首伸ばし目玉ぎょろりりと羽抜鶏
  選者:西池冬扇
○〈雑詠佳作〉残雪の白馬連山五平餅
  選者:有馬朗人
○〈雑詠佳作〉投函のかるき鼓動や春の宵
  選者:夏石番矢
○〈兼題「解」佳作〉微睡の鮎解禁の朝来たり
  選者:岸本マチ子
○〈トーナメント入選〉お先にと逝ったあいつの夏帽子
   選者:堀本裕樹     (選者の敬称略)
  

a0376672_21340012.jpg


 



by haikutarou | 2018-07-23 21:40 | 雑誌『俳句界』入選作

「俳句界」6月号
○〈佳作〉頼朝の越えし峠の辛夷咲く
 選者:大串章 櫂未知子 行方克巳 山尾玉藻(敬称略)
○〈佳作〉東京に京橋駅や冴返る
 選者:岸本マチ子(敬称略)
○〈佳作〉薄氷や水神さまのトタン屋根
 選者:夏石番矢(敬称略)
 

「俳句界」7月号
○〈秀逸〉下り来る作務衣の人の手に蕨
 選者:田島和生(敬称略)
○〈佳作〉下り来る作務衣の人の手に蕨
 選者:有馬朗人 鈴木しげを(敬称略)
○〈入選〉廃屋に玩具のバケツ松の花
 選者:堀本裕樹(敬称略)


(山桃)
a0376672_08300957.jpg

by haikutarou | 2018-07-01 08:44 | 雑誌『俳句界』入選作

「俳句界」4月号
○〈佳作〉輪飾を掛けて籠りし山家かな
    選者:堀本裕樹(敬称略)
○〈佳作〉冬日向後ろの闇の恐ろしき
    選者:今瀬剛一(敬称略)

「俳句界」5月号
○〈佳作〉大寒の長谷の大仏風よけに
    選者:稲畑廣太郎(敬称略)
○〈佳作〉寒晴や嘴たたくフラミンゴ
     選者:佐藤麻績 田島和生 行方克巳 西池冬扇(敬称略)

(樟若葉)
a0376672_13530594.jpg


by haikutarou | 2018-04-25 14:20 | 雑誌『俳句界』入選作

(3月号)
佳作 極月のこむら返しに身を反らし
 選者 古賀雪江 田島和生(敬称略)

(2月号)
佳作 山茶花や靴の片減り父に似て
 選者 大串 章  角川春樹  佐藤麻績 山尾玉藻(敬称略)

毎月の入選(佳作以上)の継続を目標にしていますが、2月3月と首の皮一枚で繋がっています。頑張らないと途切れてしまいそうですが何を頑張ればいいのか判らないところが俳句の難しさですかね。
 (「トーナメント」「兼題」「雑詠」の課題に7句投句しています)


(クロッカス)
a0376672_11321244.jpg

by haikutarou | 2018-02-24 11:37 | 雑誌『俳句界』入選作

兼題(関)「佳作」
○関八州ことごと晴れる神の留守
「選者」岸本マチ子先生・名和未和男先生

雑詠「佳作」
○鯉の来てぽこりぽこりとこぼれ萩
「選者」西池冬扇先生

雑詠「佳作」
○初潮や沖の益荒男あがり来る
「選者」山尾玉藻先生


(伊豆で見つけた龍の玉)
a0376672_20221220.jpg

by haikutarou | 2018-01-07 20:00 | 雑誌『俳句界』入選作

俳句トーナメント 【準々決勝】
○初秋刀魚先の欠けたる醤油差し
【選者】佐久間慧子先生

雑詠【佳作】
○柿食うて少々長き余生かな
【選者」有馬朗人先生・稲畑光太郎先生・佐藤麻績先生

雑詠【佳作】
○板塀の落書のこり鳳仙花
【選者】辻 桃子先生・山田桂乃先生

by haikutarou | 2017-11-24 08:12 | 雑誌『俳句界』入選作


雑詠、佳作 「囮鮎光の中に放ちけり」
【選者】 今瀬剛一先生、原和子先生


雑詠、佳作 「海鳴や花魁草の沖を向き」

【選者】 辻桃子先生


雑詠、佳作 「青梅の産毛まぶしき午後であり」

【選者】 夏石番矢先生、西池冬扇先生


by haikutarou | 2017-09-26 07:27 | 雑誌『俳句界』入選作