あれから一ヶ月

 居間から座り心地の良い椅子を撤去して一ヶ月がすぎました。少しずつ木の椅子に馴れて日々の暮らしが変わりつつあります。まず、流し観していたテレビの時間が大幅に減って、長時間椅子に座り放しがなくなり、ちょこちょこ立ち歩くようになりました。これで椅子から立ち上がる時の「どっこしょ」なくなりました。なにしろ、尻や背中が痛くて40分が限界ですから・・・

そして、新しく始めたのが一時間限定の昼寝と床にマットを敷いて芋虫のようにゴロゴロと寝転ぶことです。もともと体を動かすのが好きな私ですから、ただゴロゴロではなく色々と間接運動をしています。

いまのところ、変化といえるものはこの位ですが、ここから何かが始まる気がしてきました。


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by haikutarou | 2018-09-30 09:33 | 老いと暮らせば

漢字スケルトン

 本屋さんで立ち読みしながら店内散歩していて、以前、しばらく熱中していた漢字パズル誌を見つけて、パラパラと捲ってみたが全然熟語がつながらず頭の中真っ白状態に焦った。昔のようにいかないとは承知していたが、自分は俳句をやっているんだという自負があったのだが「え、嘘だろう!」胸がざわざわと騒いでいる。漢字パズル誌は相変わらずの人気のようで昔のままの表紙がひとコーナーを占めて並んでいた。私は当時愛用していた懐かしい一冊を選んだ。

帰宅して、気持ちを落ち着けて簡単な問題を選んで向かったが、やはり全然に熟語が閃かず真っ白状態である。

パズル誌が多用している言葉は俳句にはあまり使わないが、問題は漢字一字から発想が広がっていかないことで、これでは月並みな俳句しか詠めないはずだと納得したしだいである。


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by haikutarou | 2018-09-27 12:09 | 老いと暮らせば

鍋みがき

 優勝間違いなしと確信していた大坂なおみ選手が負けてしまった。こんなはずではない、と本人も信じられない事態に若さを暴露してしまった感じである。これからの20歳には良い体験になったと思いながら、私の方のストレスはどうすればよいのかと戸惑う。とにかく何か身体を動かさないことには収まりがつきそうもなかった。そんな時、ふと、何かで読んだ、ある主婦のストレス解消法を試して見る気になった。

それは、汚れ放題の鍋みがきである。真っ黒に汚れている鍋と薬缶5個を並べてみがき始めるとすぐに夢中になる。そして生まれ変わったようにピカピカに光っている鍋に「おお!」です。すかっとする快感と達成感が体中から湧き上がってきました。なるほど大した効果で嘘ではなかった。


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by haikutarou | 2018-09-24 19:38 | 老いと暮らせば

秋の昼

雨があがり、日が射しだすと開け放った窓から気持ちよい風に乗って金木犀の香りが匂っています。

 今週は東京立川でテニスの国際大会が開催されています。先々週、全米に優勝した大坂なおみ選手が今大会も好調を維持して明日の決勝戦に勝ち進みました。ホント強い大坂なおみ選手がおそらく8割位の余裕で徒進んできました。

 そして先ほど女子ダブルス決勝戦で日本人ペアの加藤、二宮選手が初優勝しました。35周年という歴史をもつ同大会で日本人選手の優勝は初めての快挙でした。これも大坂なおみ効果でしょう。

 今日もとても佳い一日でした。有り難う!!


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by haikutarou | 2018-09-22 21:59 | 日日闊達に(日記)

虫の音の話

 いつもより早めに目覚めてラジオのスイッチを入れると『ラジオ深夜便』で鳴く虫保存会の寺沢さんの虫の話しを放送していました。

実際の虫の音の録音やいくつも興味深い話し聴くことができました。こういうのを“早起きは三文の徳”といういのかも知れないとひとり悦に入っています。

面白かったのは、若いオスと老いたオスのどちらの虫の音にメスが反応するかという実験した時の話しで、結果は若いオスにメスが集中したそうで、まあ当然かと納得しながらも、一匹ぐらい老いたオスという期待空しく例外なく若さの勝利だったそうで、きっと寺沢さんもお歳めしておられるのかと笑いました。

ショックだったのは馬追の鳴き声「スイチョン、スイチョン」がアナウンサーに聞こえて、私には聞こえなかったことです。普通の邯鄲や松虫の声が2500ヘルツで、馬追の声は高くて14000ヘルツで老人の耳では聞き取れない周波数なのだそうです。ちなみに寺沢さんも現在は聞こえないそうで安心しました。


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by haikutarou | 2018-09-20 11:31 | 日日闊達に(日記)

樹木希林さんをしのぶ

 今月15日に亡くなられた樹木希林さんが朝日新聞の『人生の贈りもの連載15回』(2018年5月)で「今日まで人生、上出来でございました。これにておいとまいたします」と結んだ最終回での言葉が忘れません。

 「自分の体は自分のものだと考えていました。とんでもない。この身体は借りものなんですよね。最近、そう思うようになりました」という言葉が身に染みました。そうか、そういう考えもあるんだと私の中で何かがすとんと抜け落ちた気がしました。

 そして、頑張っている自分の身体がすごく愛おしくなりました。私は薬嫌いで、いわゆる逆療法で随分身体を痛めつけていただろうことに思い至り、これから痛みつけた身体を漢方薬中心に癒やしてやることにします。そして希林さん流に自然に近いかたちでお返ししなければと考えさせられました。


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by haikutarou | 2018-09-18 12:26 | 老いと暮らせば

 黛まどかさんは、若い頃から美人俳人として週刊誌などのグラビアを飾っていましたから俳句に関係ない野次馬として興味もっていました。

 若い美人を集めた横書き俳句紙『ヘップバーン』が廃刊となってから、マスコミからも遠ざかり、忘れていましたが地道な俳句活動されていたようです。

句集『てつぺんの星』が発行されたのが2012年でなつかしく飛び付くように買い求めました。

 句集の略歴を見て驚くのは、スペインのサンチャゴ巡礼800キロを徒歩で踏破や韓国の釜山からソウル500キロ踏破されていることです。あの優しげな顔して心身のタフさは凄いです。


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by haikutarou | 2018-09-16 11:19 | 日日闊達に(日記)

棗(なつめ)の実

 秋は食べられる木の実が多く熟れるから、山麓歩きも楽しくなる。

わたしの育った田舎では栽培用でないものは子供たち皆のものという暗黙の了解みたいなものがあり、腕白小僧達は山野を駆け回っていた。だからというわけでもないが、現在も柿でも栗でも収穫されず放置されてゐる物は遠慮なく頂くことにしている。

ある自然公園で懐かしい棗(なつめ)の大木に出合い鈴なりの実が丁度食べ頃でした。棗は私の大好物でしたが関東では八百屋さんでは見かけず、そもそも棗の木そのものを殆ど見かけませんから、私の胸は高まりました。

しかし、木の傍に『無断採取禁止』の看板が立っていました。「私は文化人」「私は文化人」と呟きながら無数に落ちている落ちた実の状態の良い物を5,6粒をポケットに入れ退散しました。



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by haikutarou | 2018-09-16 11:02 | 日日闊達に(日記)

秋の名句(2)

 使い慣れていた「例年どおり」という言葉が通用しなくなったと認識し始めて久しいが、今年は完全に一ヶ月は季節が前倒しして進んでいる気がする。俳句で使う歳時記は旧暦基本で編集されているから、夏の真っ盛りに立秋の俳句を詠む歳時記の矛盾が感じていたが、今年の実際の季節に追いついているのだ。そういえば、今年、蜩やつくつく法師の鳴き声を聞いた記憶がない、聞き漏らしたのであろうか?最近の私の記憶力は甚だ怪しいが、野生の動植物たちもさぞ戸惑っていることだろう。

 それにして、この夏の自然災害の多かったこと、災害に備えて準備といっても何をしたらよいのか、無力さがひしひしと伝わってきます。

 北海道地震で終の住処が傾き、壁に亀裂が出来て、「もう、この家に住めないと」悲しげな老婆の表情が忘れられません。


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by haikutarou | 2018-09-11 18:36 | 日日闊達に(日記)

秋の名句(1)

定着しつつあった早寝早起きが全米オープンテニスでの日本人選手の思わぬ大活躍にすっかり乱されてしまいました。こういうのを嬉しい誤算というのでしょうね。久々にハートが燃え上がり、手に汗握る興奮を味わうことが出来ました。錦織選手、大坂なおみ選手有り難う。そしてお疲れさまでした。

私は錦織圭くんが16歳の頃からずーといつかグランドスラムで優勝すると信じて応援しています。今回、大坂なおみ選手にあっさりと先を越されてしまいましたが、26歳、まだまだ成長過程にありきっとチャンスは来るから頑張て欲しいです。

さて、乱れた日常を立て直すのは、やはり名句鑑賞でしょう。世紀を超えて残り続ける名句にはそれだけの力があり背筋がぴしりと伸びて、「ああ、いいなあ!!」という思いは、やはり私は俳句が好きだと実感させられます。


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by haikutarou | 2018-09-10 10:31 | 日日闊達に(日記)