山茱萸の果実酒

この時期になると毎年のように木の実の探し歩きを楽しみにしています。今年は山茱萸が大豊作で鈴成の実を夢中で取りました。この実は滋養強壮効果があるとされていますが、この実を取っている人は見かけません。現在はもっと効果のある市販の滋養強壮剤が溢れている時代ですから、木の実なんて当てにされないのでしょうが、自分の足で探し歩いて、見つけた時の喜び、果実酒に仕込むときの楽しみはやってみないと判らないことかも知れません。

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今年は柿も大豊作でどの柿の木も鈴成の実をつけています。明確には言えませんが野生のものは大体7年周期で大豊作を繰り返しているようです。それに気付いたのは丹沢山のシロヤシオ(躑躅の花)で登山道がシロヤシオのトンネルになるのが7年周期だと登山仲間で共有していました。最近は丹沢もご無沙汰です。



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by haikutarou | 2018-11-18 09:32 | 老いと暮らせば

鴨渡る

「鴨が来ているよ」の情報に会いに行ってきました。まだ渡りの数は少ないが鴨が来ると散歩が楽しくなります。毎年、鴨たちには俳句を多く詠ませて貰っているので鴨池3カ所を回って、この冬もよろしくと挨拶してきました。

 ずっと違和感を抱えてだましだましきていた股関節の古傷が夏場からの重点フォローアップでかなり解消出来て、一歩一歩が地面を踏み込んでいると力強さ感じられ長時間歩いても疲れが半減した気がします。5時間歩いてもしっかりと太地を踏んで帰宅出来たのは嬉しかったです。

 大事なことは先なのです。調子にのって「さあ、歩くぞ」とつい無理をしてまた故障してしまうという悪循環を今回こそは繰り返さないことです。淋しい事ですが、もう無理の効かない年齢なのだという認識がやっと染みついてきたようです。

 私から無理をとったら抜け殻になるような気もしますが、今大事なのは身体に良い事を徹底させようと誓ったばかりですから・・・・


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by haikutarou | 2018-11-16 21:46 | 老いと暮らせば

 作文で褒められたことは嬉しかったが、あの頃の私はとにかく強くなりたかった。「もやし子」といじめる山猿たちと喧嘩して負かしたかった。大木のてっぺんまで登りたかった。だって奴らには「作文入賞、なんだそれ」と屁のかっぱで何の力にもならないと判っていた。

 中学生になって、私は図書室からグランドに出て野球に夢中になった。3年間補欠だったが、真っ黒に日焼けして、だれも「もやし子」と言われなくなったことで偉くなった気がしたものだ。

 これは大人になってから妹から聞いた話しだが、父が妹に「おまえが男だったら良かったのに」と言ったそうだ。それで納得というか、私ひとりを田舎にほっぽり出した父の本意が少し判った気がした。

きっと自分の死が判っていて強くなって欲しかったのだと思うが、そんなこと子供には判るはずもなく、父の死も悲しまない私を見て、親戚の叔母さんが「父さん死んだんよ、悲しくないの」と言ったのを覚えて入る。 
でも父の見立ては正しかったわけで、妹は女だてらに小さいながら、自分で会社を興し一国一城の主となってサラリーマンの私を散々馬鹿にしていた。


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by haikutarou | 2018-11-14 09:31 | 老いと暮らせば

深まり行く秋の山裾を歩きながら、小学5年生の時のことを思い出そうとしていた。というのは前夜(11月6日)のラジオ深夜便「明日のことば」のコーナーで詩人の佐相憲一さんの小学5年生の時に担任に作文を褒められたのが文学に興味を持ち始めた原点だったという思い出話をきいていて「ああ、自分も同じような思い出があると思ったことから詳しいことを思い出そうとしていたのだ。

 それは作文の宿題で『自分が感じた秋の風景』のようなタイトルだったと思う。内容は覚えてないが山里の暮らしにだんだん馴染み好きになっていく様子を書いたと思う。

その作文の宿題にそれまで貰ったことのない大きな花丸が付いて返ってきた。それからしばらくして先生から「この間の作文すごく良かったから作文コンクールに応募するからね」というようなことを言われて、訳も判らずに頷いていたと思う。それから半年後くらいたった、ある日、職員室に呼ばれて「さかた君、あの作文入選したよ、すごい、すごいよ」と自分のことのように喜んでくれて、馴れない田舎暮らしにいじけていた少年に自信を与えて救ってくれた大恩人のおんな先生でした。

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by haikutarou | 2018-11-12 12:46 | 老いと暮らせば

足の爪



今、ひしひしと感じていることがあります。それは、身体が必死に老いと戦っている声が聞こえてくるのです。思えば、これまで身体の癒力を頼みに無理押しばかりで、それが身体にどれだけ大変なことか考えようともしなかったが、最近「旦那様助けて下さい」の悲鳴が聞こえてくるのです。

 これに気づかせてくれたのは足の爪でした。足の爪が荒れに荒れて割れるや反るやの鬼の様な様相になってきて、これはいかんと、以前、句友から聞いたことのある「ベビーオイルでマッサージしてやると良いよ」と聞いたこと思い出して実行して3ヶ月、以前の可愛らしい爪が復活したことで気付かされたのです。

 懸命な皆さんは「そんなこと常識よ」と言われるでしょうが、私は自分の身体のことは無頓着で運動さえしていれば大丈夫という運動バカだったのです。親から貰った丈夫な身体も50歳を越えたら自分の責任みたいなことを何かで読んだことがありますが、ホントに丈夫な身体に生んでくれた親に感謝しながら残っている身体の底力に併せて身体の喜ぶことを面倒くさがらずに丁寧やってやることだと覚悟決めたのでした。


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by haikutarou | 2018-11-10 08:59 | 老いと暮らせば

立冬に思う

 今日は立冬で暦の上では冬ですが・・・・と決まり文句の様な挨拶しながら、住まいの五階からゴミ捨てに地上に降りていく、最近名前も知らない住民が随分と増えた気がする。

 私はこの建物が建設されて最初の住民となったひとりだが同じ人は半数も残っていないかも知れない、当時の最先端設備で、五階からの展望は横浜方面までの夜警が一望出来て最初の内はホテル住まいのようなわくわく気分があの頃の日記を読むと伝わって来る。40年経過して廃墟とならずに永住形ハイツの機能を維持管理出来ているのは住民の皆さんのお陰と感謝してもしきれない思いです。

 手入れの整った通路周辺は石蕗や山茶花が早くも蕾を開きつつあり、桜落葉がひらひらと舞っています。その桜落葉を2,3枚拾って五階までの階段を昇ります。この先、この階段が悩みの種ではあるが・・・・


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by haikutarou | 2018-11-08 09:27

 草紅葉で私の好きな植物が写真のヒメツルソバ(季語ではない)で、この群生には心癒やされます。

晩秋から冬に入る頃には真っ赤に紅葉します。地面を這うように繁殖していきますから、写真を撮るには地面に寝転んで目線を低くしないと上手く撮れないから大変です。最近は寝転ぶと起き上がるときの不格好な様子はとても他人には見せられませんから見て楽しむだけにしています。

 ヒマラヤ原産の園芸種として明治中期に我が国に渡来したようですがもう完全に野生化しており、ヒマラヤ原産ですから寒さにも強く日向の石垣等では真冬でも花を咲かせながら越冬します。

 現在、野の花で形が整い色も綺麗だなと思われるものは観賞用として我が国持ち込まれたものが野生化したものが多いようです。初夏の「ミナガヒナゲシ」「アカバナユウゲショウ」もそうです。『四季の山野草』で確認してみて下さい、きっと見たことのある野草だと気づかれることでしょう。

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by haikutarou | 2018-11-06 11:25 | 生き物物語

 来週は句会があるから少し歩いておかないとまずいかなと急に思い立って玉川土手に向かいました。

玉川土手は一年ぶりで驚いたことに新規の橋が架かっています。いや丸木橋ではないですよ、ちゃんとトラックも走る立派な橋です。しばらく眺めていたがトラックが一台通過したきりです。

 昨年、翡翠の巣のある川岸を通行止めにして何か工事始めているのは知っていましたが橋だったんですね。

 何ですかね、年寄りばかり増えていく里に今更、橋ではないだろうと思いません?今必要なのは空き待ちが大勢居るという老人ホームだとか他に大事なこと一杯ありますよ、市長さん!あれ市長さんて誰でしたけ?


 ちょっとびっくりついでに毒ついてみましたが、まあ、歩けば色々出会いがあり結構面白かったですよ。

 今日は文化の日だったんですね。民家の庭先で地元のおばさん連中がバザーやっていましたのでちょっと寄り道して林檎タルト頂きましたが美味しかったですよ。

 俳句の収穫はぼちぼちでしたが、野菜の無人販売所で野菜をザック一杯に買い込みました。細切れにして一日天日干ししたら冷凍保存します。これで今月の野菜は間に合いそうです。細切れにして一日天日干ししたら冷凍保存します。これで今月の野菜は間に合いそうです。


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by haikutarou | 2018-11-04 11:01 | 日日闊達に(日記)

坊がつる讃歌

 九州の屋根、九重連山を縦走したのは2003年の晩秋でした。この登山はネット仲間の地元のベテラン山男にガイドをお願いしていましたので登山口まで行けば後はお任せの気楽な登山でした。ところが、牧ノ戸登山口は快晴の天気が、途中からまさかの大雪です。でも人の後を歩く登山がこんなにも気楽で楽しいのかとの油断もあったのでしょう、不覚にも雪道で尻餅つき足をひねってしまいました。びっこ引きながらたどり着いたのは坊がつるの法華院温泉山荘でした。 そこは九重連山に周りをぐるりと囲まれた昔の噴火口で現在では坊がつるキャンプ場として夏は大賑わいする広々とした草原です。山荘での夜は福岡県や山口県のネット登山仲間も集まって「坊がつる讃歌」の合唱でした。十番まである歌詞のプリント配られ特訓です。最後は山荘の人達も集まった大合唱で傷めた足の痛みも忘れて楽しかったです。

「坊がつる讃歌」は歌手の芹洋子さんが持ち歌とされており、元歌は旧制広島高師の寮歌だったそうです。

 この記事を書いていて、久々思い出した懐かしい歌です。ホントに私の登山歴の中で一番の楽しい山旅でした。


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by haikutarou | 2018-11-02 08:56 | 日日闊達に(日記)