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三月号

*高橋将夫選

兼題「心」佳作 曼珠沙華蕊の野心のゆれにけり 

*山尾玉藻選

雑詠佳作   軒下の千振に父在るごとし

四月号

*佐藤麻績選

 雑詠秀逸   冬紅葉托鉢僧の声低く

*大串 章選 能村研三選

 雑詠佳作   冬紅葉托鉢僧の声低く

*今瀬剛一選

 雑詠佳作   つつがなく蝶も来ている冬籠

選者の皆様、有難うございました。

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by haikutarou | 2019-03-30 08:46 | 雑誌『俳句界』入選作 | Comments(4)

花見句会と称して俳句仲間で厚木市郷土博物館に集合、近くの中津川土手の花見吟行の予定でしたが川土手の桜は開花率3%くらいで、やはり川辺は気温が低く曇天の薄ら寒さで、早々に引き上げて仲間の自宅で焼肉パーテーに。

実はこの日は、もうひとつの仕掛けがあり、殆どの人が初体験という俳句遊び「袋回し」で遊ぶ事になっていたから、いささか緊張気味かと思いきや肉の焼ける匂いがし始めると俳句の事もわすれて皆がぱくつきます。

さて、お腹いっぱいになり、眠くならない内にと始めた袋回し、袋(封筒)に記載された兼題を制限時間5分で詠み回していきます。

出来ない、出ないと言いながら快調に回っていきます。

そして清記、選句、披講と進み、教えている先生たじたじの良い句が続出で参りました。

「何年俳句やってると思うんだ!なめんなよ!」と怒られそうです。

(人気の作をちょっとだけ)
『歩をゆるめ』 歩ゆるめ山の下りの春惜しむ    まさ一

『鳥』     鳥啼いて戸の隙間より朝が来る   ひでこ

『ほどよき』  おはぎ食べほどよき甘さ広ごりぬ   清枝 

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by haikutarou | 2019-03-28 10:00 | たかが俳句されど俳句 | Comments(0)

昨日今日とよく耳にし、目にするのが「平成最後の桜」です。

私的にはまだまだ先の話だと認識していたのですが、4、5日先には新年号が発表され、一ヶ月後には新年号と知り少々慌て気味です。

いや、直接的には何ら関係ない隠居人ですが、やはり平成を生きた日本人の一人として気持ちの整理はしておかねばと思うからです。
個人的には桜をじっくりと愛でた年は少ない激動の平成30年間でした。

会社の先端を外れて海外(英国)に足掛け4年、帰国して下請け会社に移籍から2年、57歳で早期退職、そして離婚・・・と粗方を文字にすれば2行にも満たない30年間ですが、文字通り苦渋の決断を迫られ続けて来た30年間だったという気がします。

決断時、常に私の中にあったのが「止まった後悔でなく、先に踏み出した後悔を」で、負け惜しみでなく、頑張った30年だったと思います。
英国での好きなゴルフ三昧で週末は土日3ランドを回っていました。再婚で主夫をしながら四季の野草を追いかけた5年間も楽しかった。
でもその陰で多くの人達に迷惑をかけ、多くの人に助けられてきました。

「ごめんなさい」「有難う」、平成30年間!!

明日(26日)は俳句仲間で花見句会ですから平成最後の桜を楽しんできます。

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by haikutarou | 2019-03-26 08:30 | 七十二候 | Comments(0)

ブログ回覧

皆さんのブログ回覧が毎日の楽しみになって3ヶ月が過ぎ、すっかりと私の日常に定着しています。

時々横道にそれ、道草を食って、「ああ、良いな!」というブログに出合うとフォローするからフォローブログがどんどん増えてきて、新着更新が一度では消化できずに現在は朝、昼、夜と三度の回覧をして居て、そろそろ限界かと思いながら、良いなと思うと「この出合いは大切にせねば」と、そのまま流されずフォローする始末で歯止めがききません。

最近、女性カメラマン、それも長い望遠レンズと大きな三脚を担いで歩いて女性に出合うようになって、カメラマン様変わりしていますが女性の目線も優しげ好きです。

私の好きな野鳥はなんといっても目白ですが、ブログの中可愛い目白に出合えてとても嬉しい。「サクジロ」「ウメジロ」「ボケジロ」なんていう隠語?も覚えました。

他人様の撮った画像や文章で直接俳句は詠めませんが未知の世界が段々と開けていき眼には見えないけど知識として積み重なり、いつの日か私自身の言葉となり、俳句になる日が来ることを楽しみな毎日です。

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by haikutarou | 2019-03-24 07:46 | 日日闊達に(日記) | Comments(2)

彼岸の墓参の道々意識しないながらも、チュンチュンという雀の鳴き声が聞こえていたような覚えがあります。そんな昔ではないつい4,5年までは・・・

雀が少なくなったのは日本の住環境が変わって瓦屋根が減って雀が巣を作る場所が少なくなったことが要因だとか何かの本で読んだことがあります。

蓮華草もそうですが、もう見ることが出来ないと思うと何とか見たくなるのが人情です。

そんな時に俳人は見たい物を見せることが出来るのです。

昔から「俳人は見てきたような嘘を詠む」と言われているように昔の事を今、目の前に起きていることのように詠むのも俳句は可なのです。

〈瓦には井桁の御紋雀の子  金太郞〉

元庄屋さまのお屋敷だという大きな屋根の瓦には井桁の紋が入っていたよなと思い出して詠んだのが句です。
子雀の「チュンチュン」という声が聞こえてくる気がしませんか・・・なーんて駄句を自解しています。

本当に達人詠むと昔昔の事をまざまざと再現出来るのが俳句なのです。

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by haikutarou | 2019-03-22 09:25 | 七十二候 | Comments(0)

今朝も更新予定日に記事がなく昔の思い出話にご容赦を

先日、一寸調べたい事があり『現在俳句協会』(以降協会)のデータベースにアクセスして調べ物をしていてふと思い出した事がありました。

平成21年に協会のインターネット句会に投句していた事を思い出したのです。

俳句を始めてどこで学べば良いか判らない独学の頃でした。

初心者の「G2」クラスに投稿を始めて2年目にその年度の成績がベスト10に入り次年度から晴れて協会入会と、ネット句会での上のクラス上がれる資格を得ました。

でもその上のクラスとの実力差は素人目にも歴然でしたから、ちゃんとした結社で揉まれないと俳句力はつかいない自分なりに判断し結社の2,3を渡り歩いて現在があります。

その協会のネット句会で人気だった俳句が、現在もちゃんと坂田金太郎の名前で作品が残っていました。

今朝の俳句その中で今も私の俳句データベースに残って居る作品です。

確か毎月600~700句の中からの互選でしたから、こんな甘い俳句に人気があったのだと思います。

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by haikutarou | 2019-03-20 08:53 | 日日闊達に(日記) | Comments(2)

両刃の剣

ガラス越しに日差しの差し込む部屋にいると居眠りしてしまいそうな春日ですがこの2,3日風が冷たくて外に出ると肩をゆすり身構えてしまいます。

冬の季語に「三寒四温」という気象用語あります。三寒四温を繰り返しながら春が近づいて来るという意味ですが、実感的にはこの時期の春を深めていくという方が近い気もします。

現在自分の体で心配事は高血圧と座骨神経痛の再発です。

高血圧は昨年来165mmHg後半から170mmHg近くまで上がり、これは薬のお世話になるしかないかと思いながら、何とか運動に精出して140mmHg台まで下げましたが運動過多(?)で座骨神経痛が再発気味なのです。

老いての運動は両刃の剣ともいいますがホント難しいと実感しながらあくせくしています。

でも、くじけないで自分の体と会話しながらコントロールしていくしかないのです。

これが老いの宿命です。体がもう無理とギブアップするまで。

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by haikutarou | 2019-03-18 08:09 | 老いと暮らせば | Comments(2)

蜆蝶の幼虫が越冬中の餌としていているのは酢漿草(カタバミ)の葉だそうです。

酢漿草は繁殖力の強い野草で、子供頃、畑の草取りを手伝わされ取っても取ってもすぐに伸びてくる酢漿草には、子供心に地球上の生物が死に絶えてもこの草だけは生き残るだろうと思ったものです。

あの黄色の花を咲かせる野性の酢漿草もあまり見かけなくなり、外来種のイモカタバミ(赤花)がどんどん増えて野草の世界も様変わりしています。

俳優の緒形拳さんの遺作ドラマ『風のガーデン』で覚えた挿入歌『カンパニュラの恋(平原綾香)』でカンパニュラが酢漿草系の呼び名だと知り嫌いだった酢漿草が大好きになりました。

この『風のガーデン』の脚本、倉本聰さんは凄い脚本家だと、今更私が言うまでもありませんが、昭和のテレビ初期時代から、私の記憶に残っているテレビドラマはことごとく「脚本、倉本聰」作品だと後から知って驚きました。

そうそう、この4月から倉本聰脚本のドラマ『やすらぎの里2』が始まるようです。

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by haikutarou | 2019-03-16 08:12 | 七十二候 | Comments(2)

菫、蒲公英、蓮華草

一週間ぶりに歩く自宅近くの川土手は風景が一変して、すっかり春景色となり菜の葉が咲き始めていた。あと10日もすると川土手が黄色の線となり山麓の付け根まで伸びて見事な山麓風景となる。

私がこの町に住み始めた頃はあぶくが浮き悪臭が漂うドブ川で水辺遊びの好きな子供たちも近寄らない薄気味悪い川だった。

あれから40年近く、役所を中心にした住民の努力で蘇った水の流れと川土手だが残念な事もある。日本の春を象徴していた「すみれ、たんぽぽ、れんげそう」が姿を消してしまい、代わりにわが世の春を横臥しているのが野性化した外来種たちだ「西洋タンポポ、ホトケノザ、オオイヌフグリ、ムスカリ、ハナニラ等等」・・・・

関東たんぽぽの縄張りをどんどん侵していく地べたに張り付くように繁殖していく西洋タンポポが憎たらしくて、ある年、片端から根っ子を掘り起こした事もありましたが無駄な抵抗だった。関東たんぽぽの弱々しい根に比べて、横に小枝をどんどん伸ばしている西洋タンポポを見てこれでは駄目だと諦めた。

わが家のアルバムにある蓮華畑で遊ぶ子供たちの写真が今となっては貴重な証拠写真である。

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by haikutarou | 2019-03-14 09:16 | 生き物物語 | Comments(4)

桃は桜より一足先に咲き始めて桜に「そろそろですよ」教えているようです。

その桃の木の根元には色々な野草が花を咲き乱れ、桃の木に「そろそろですよ」と教えているのかも知れません。

昨日は東北大震災の8回忌でフォローブログを回覧していてまだ生々しい記憶を読みながら花粉症の瞼をこすりました。

まだまだ言葉にならいというブロガーの方も多く、現代人に天災に対する思いを根本から変えたのではないでしょうか。

毎号投句している俳句雑誌『俳句界』の先月号の兼題は非常にも「災」でした。

〈災と書き明日はわが身か桃の花  金太郎〉

幸いにしてこれまで災害とは無縁でこられた幸運の思いの一句を投稿しました。

この原稿を書きながら浮かんだ一句

〈災と書きことば続かず桃の花  金太郎〉

うーん、こっちの方が格段良いですね・・・・

この「ことば続かず」のフレーズがなかなか出て来ないのが俳句です。昨日から皆さんのブログを回って心の中からの叫びだと思います。

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by haikutarou | 2019-03-12 08:50 | 七十二候 | Comments(0)