菫、蒲公英、蓮華草

一週間ぶりに歩く自宅近くの川土手は風景が一変して、すっかり春景色となり菜の葉が咲き始めていた。あと10日もすると川土手が黄色の線となり山麓の付け根まで伸びて見事な山麓風景となる。

私がこの町に住み始めた頃はあぶくが浮き悪臭が漂うドブ川で水辺遊びの好きな子供たちも近寄らない薄気味悪い川だった。

あれから40年近く、役所を中心にした住民の努力で蘇った水の流れと川土手だが残念な事もある。日本の春を象徴していた「すみれ、たんぽぽ、れんげそう」が姿を消してしまい、代わりにわが世の春を横臥しているのが野性化した外来種たちだ「西洋タンポポ、ホトケノザ、オオイヌフグリ、ムスカリ、ハナニラ等等」・・・・

関東たんぽぽの縄張りをどんどん侵していく地べたに張り付くように繁殖していく西洋タンポポが憎たらしくて、ある年、片端から根っ子を掘り起こした事もありましたが無駄な抵抗だった。関東たんぽぽの弱々しい根に比べて、横に小枝をどんどん伸ばしている西洋タンポポを見てこれでは駄目だと諦めた。

わが家のアルバムにある蓮華畑で遊ぶ子供たちの写真が今となっては貴重な証拠写真である。

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# by haikutarou | 2019-03-14 09:16 | 生き物物語 | Comments(4)

桃は桜より一足先に咲き始めて桜に「そろそろですよ」教えているようです。

その桃の木の根元には色々な野草が花を咲き乱れ、桃の木に「そろそろですよ」と教えているのかも知れません。

昨日は東北大震災の8回忌でフォローブログを回覧していてまだ生々しい記憶を読みながら花粉症の瞼をこすりました。

まだまだ言葉にならいというブロガーの方も多く、現代人に天災に対する思いを根本から変えたのではないでしょうか。

毎号投句している俳句雑誌『俳句界』の先月号の兼題は非常にも「災」でした。

〈災と書き明日はわが身か桃の花  金太郎〉

幸いにしてこれまで災害とは無縁でこられた幸運の思いの一句を投稿しました。

この原稿を書きながら浮かんだ一句

〈災と書きことば続かず桃の花  金太郎〉

うーん、こっちの方が格段良いですね・・・・

この「ことば続かず」のフレーズがなかなか出て来ないのが俳句です。昨日から皆さんのブログを回って心の中からの叫びだと思います。

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# by haikutarou | 2019-03-12 08:50 | 七十二候 | Comments(0)

自然観察会

このブログの原稿は前日迄には書き上げているはずが、グログ更新予定日の今朝になって原稿が無いことに気付いた。

さてどうしょうか・・・

3月8日の朝、前日まで雨が嘘のように晴れ上がり、吟行句会に向かうため早朝家を出た身に朝日が眩しい、そして目の前の大山が白くなっていた。おそらく今年の初冠雪だと思うが定かではない、風は冷たいが何と清々しい朝であろうか・・・

今日の吟行は県立七沢自然環境保護センターではボランテアで活動されている自然観察員の観察会が組み込まれているのが楽しみである。

その観察会で観察員がで蝦蟇を見つけた、流石に鋭い観察眼である。

私は素通りしょうとして慌てて引き返した。

その時の一句〈啓蟄の早々交尾蝦蟇  金太郎〉

生々すぎてか皆さんには無視されたが主宰には特選を戴いた

先日の記事(啓蟄初候)の内容が観察会で実証されたこととなった。
(写真は木五倍子(きぶし)の花)

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# by haikutarou | 2019-03-10 07:26 | 日日闊達に(日記) | Comments(0)

座骨神経痛

昨年、後半から断捨離を実行中です。元々5人家族が住んでいて、ごみだけ残して出ていった抜け殻ですから半端ない量です。

あらかた片付いたところで、あちこちに散らばっていて使えそうな健康器具を私の隠居部屋に配置してみました。

エアバイク、ダンベル、背筋屈筋治具、ぶら下がり器具、ステップ治具等、結構な数で、改めて健康意識の高い家族だったなと懐かしく思い出しています。

その日、その時の気分で使い回していけば気分転換できて自然と体に良い運動効果も出て来るだろうという期待しています。

中でも「これは良いかも!」と再認識しているのがぶら下がり健康器具「スキットヘルス」で、なるほど机に何時間も夢中座り放しの後はすっきりします。

私は座骨神経痛の古傷があり、無理して2万歩近く歩くと違和感がでてふくらはぎ痛み始めます。
座骨神経痛を感じる初期はふくらはぎの違和感から始まりますので要注意です。左側の座骨なら右足のふくらはぎに発生します。

長時間椅子に座って凝った座骨と背骨を伸ばしてやると、ホントすっきりしてその後が快調です。

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# by haikutarou | 2019-03-08 09:45 | 老いと暮らせば | Comments(0)

ぼちぼちと蛇や蛙が冬眠からさめて穴から這い出す頃です。

がま蛙は一度出て卵を産み、もう一度穴に潜り込んで本格的な春の到来を待つと聞いたことがあります。そういえばお玉杓子の側に親蛙を見た事が無い気がします。

この時期の季語に「虫出しの雷」があります。
春雷の傍題ですが昔の人の言葉の感性には驚かされます。

何事もそうですが、今では当然の如く使っている季語も最初に使った人、それを「いいね、面白い」と歳時記編入した人がいて、その積み重ねで現在があるのだとつくづく思います。

この時期には人間も胸の中がもやもやほかほかしてしてきます。

まだ私が恋多き人だった頃の一句

〈春雷や殺し文句の二三発  金太郎〉

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# by haikutarou | 2019-03-06 08:32 | 七十二候 | Comments(2)